BitSummit2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『Happy Wars』の紹介や、出展者の株式会社トイロジックさんからのメッセージ、ブースの様子を紹介します。
ブースの様子
『Happy Wars』の紹介
概要
タイトル | 『Happy Wars』 |
---|---|
ジャンル | 大規模マルチプレイアクション |
プラットフォーム | PC, Xbox 360, Xbox One |
開発 | 株式会社トイロジック |
リリース予定日 | リリース済み |
(ビットサミット公式より引用)
基本プレイ無料の大規模マルチプレイアクションゲームです。
アツい攻城戦や大魔法合戦が展開されるファンタジー世界を舞台に、世界中のプレイヤーと大乱闘をしましょう。
豪華なグラフィックのアイテムを入手すれば、自分だけのオリジナルキャラクターで戦場を駆け巡ることもできます。
オンラインプレイではチームワークが勝利のカギです。
味方同士で力を合わせて戦局を左右する強力なチームスキルを発動しましょう。
『Happy Dungeons』の紹介
タイトル | 『Happy Dungeons』 |
---|---|
ジャンル | 協力型アクションRPG |
プラットフォーム | Xbox One |
開発 | 株式会社トイロジック |
リリース予定日 | リリース済み |
(ビットサミット公式より引用)
4人で協力しながらダンジョンで暴れまわれ! 基本プレイ無料のバチバチアクションRPG!
ハッピーダンジョンは楽しいマルチプレイと高いアクション性が特徴のオンラインマルチプレイアクションRPGです。
リビングでもオンラインでも家族や友達と盛り上がれます。
陽気でクレバーなストーリー。コミカルなキャラクターたちでぎっしりの不思議な世界観。
今まで見たことの無いにぎやかなグラフィックは、あなたをきっとハッピーにします。
インタビュー(Q&A)
Q:どのようなゲームか教えてもらえますか?またこのゲームで一番のこだわりは何ですか?
今回出展しているのは『Happy Wars』と『Happy Dungeons』 の2つです。
『Happy Dungeons』に関してはアクションゲームで奥は深いんですが間口の広さに気をつかっています。
当然アクションゲームが好きな方に長く遊んで頂くこともあるんですが、もともと『Happy Dungeons』 は基本プレイが無料で、誰でもDLして頂けるというところが売りです。
あとはカジュアルなグラフィックということもあるので、家族や友人と気軽に遊べるように注力しています。
*記者: 確かにカジュアルなグラフィックであったり、わかりやすいモーション、すごく派手なダメージ演出であったりをなされていますね。
そうですね!あれは派手さを意識しています。
キャラクターもなんですが、『Happy Dungeons』 に関しては4人協力プレイが可能で、敵が最大120体画面上にでてきたりするので、それに対して派手なダメージといった形をとっています。
やはりインディーズゲームというのは、トリプルAのゲームに真正面から向かっていっても、クオリティといった面では難しいとは思うのですが、それとは違った方面で、、、例えばコミカルなキャラクターであったり演出面での派手さであったりというところに力を入れています。
『Happy Wars』は30人でプレイできるゲームなのですが、元々のコンセプトとしては対戦ゲームってFPSであったり色々でてるとはおもうんですが、『Overwatch』*1 などに対して同じような対戦ゲームを作りますといっても、、、まぁ無理なんですね、特にインディー系なので。
そういう意味ではそういったガチな対戦ゲームをやって、疲れた時の箸休め的に、対戦なんだけどキャラもコミカルだし、もっとカジュアルにできるようなゲームにできるところになればと考えています。
記者: 対戦や協力であったり、人と関係を持つといったことに対して、特に強いこだわりをもっておられると感じましたが
そうですね、はい。
やっぱり今の時代当然のように、オンラインで気軽に誰かとできるというところもありますしね。
もちろん、シングルプレイのゲームというのはできるんですが、1人でやるゲームで基本プレイ無料で追加で遊んでもらうというのは中々難しいとは思うんです。
しかしみんなといっしょにやる中で、友達を誘って「おもしろいゲームあるからいっしょにやろうよ」といった形が大事かなと考えています。
*1 Blizzard開発のFPSゲーム
Q:このゲームを作るうえで苦労した点はありますか?
『Happy Wars』『Happy Dungeons』って両方ともサーバーを使っていなくてですね、P2Pでクライアント同士がつながっていているんですね。
ここもインディーズという問題があって、15:15とか4人協力プレイって本来であればサーバーを立てるというのはよくあるとは思うんです。
ただサーバーを立てたとして、それの維持費をどうするのかっていうのがまず1つ。
また、サーバーの場合はAさんBさんでプレイする場合、Aさん→サーバー→Bさんという流れで通信をするんですが、インターネット環境がいい場合P2Pだと直接繋がるAさん→Bさんの方がレスポンスがいいんですね。
そういう思惑もありP2Pにしたんですが、とはいえインターネットの環境って色々あって1人1人違いますよね。
その中でP2Pで皆さんが繋がっていく、つまりは接続の問題という点がゲームの中身よりも大変でした。
今でもその部分は改善を続けていて、少しでも皆さんが快適にゲームができるように努めています。
*記者: 確かにオンラインゲームでキモになってくるところはそういった面がありますね。
そうですね、レスポンスであったり、ラグがないとかももちろん、そういったところはありますね。
ですので『Happy Dungeons』では最小になるような設計にしています。
簡単にいうと、1番初めの状態からどうなったというのを演算しています。
そういった形をとることで、通信量を抑えて快適にプレイできるようといった形をとっています。
インディーズなので、限られた予算とか限られたスタッフであったりはあるんですが、それとは別に楽しいものというは伝えないといけません。
ユーザーさんにとってはインディーズだとか一般のものとか関係なくて、ゲームはゲームですし、5000円のものを買ってこれはインディーだからとか関係なくゲームはゲームですからね。
だからちょっと違う切り口で、すごい演出であったり、映画みたいな映像ではないかもしれないけど、キャラがかわいいであったり、快適にプレイできるっていう面で考えて作っています。
Q:インディーゲームについてどう思いますか?
やっぱり、大手のゲームって割とド直球というか、ハリウッド映画みたいな楽しみ方ができるとは思うんですが、インディーゲームって色々な知恵を凝らしていると思います。
そういったところや、本当にクリエイターが作りたいものを出してきているところが多いので、すごく尖ったゲームが多いですよね。
人によって何が刺さるか、刺さらないかというのはあるとは思うんですけれど、遊んでいる方の感性にあうところであれば、すごくハマるものがすごく出ているので、ビットサミットのような環境や、お持ちの媒体で探してもらえると、すごくハマるゲームがあると思います。
*記者: 過去にそういったゲームがあったように感じましたが、そういったゲームはありましたか?
そ、、、、うですね(笑)
例えば、有名なところでいえば『Minecraft(マインクラフト)』なんかがそうですよね。
こういったゲームは、通常の大手のゲーム会社であれば中々でてこない発想だと思いました。
やはり大手だと人がたくさん関わっている分、どうしても趣味じゃなく会社としてお金がかかってくるので、なかなか尖ったゲームというのは出てきにくいですからね。
Q:今後の活動について教えてください。
今の段階では、どういったタイトルがといったことはお伝えはできないのですが、実際今動いているゲームもあります。
それを今後出していきたいといった考えたいと思っています。
別途ご案内致しますので、楽しみにされている方々、もうしばらくお待ちください。
Q:それでは最後にファンの方々に一言お願い致します。
私たちはアクションゲーム、特にオンラインのアクションゲームっていうのは1番得意としているので、そういう意味ではそこを武器に。
また『Happy』シリーズに関してはコミカルなテイストやカジュアルに楽しめるというところがあるので、そこはブレずに今後も提供していきますので、これからも皆様楽しみにして頂ければと思います。
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