BitSummit2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『GREEN』の紹介や、出展者の青山真弥さんからのメッセージ、ブースの様子を紹介します。
ブースの様子
『GREEN』の紹介
概要
タイトル | 『GREEN』 |
---|---|
ジャンル | パズルアクション |
プラットフォーム | Android, iOS, PC |
開発 | 青山真弥 |
リリース予定日 | 未定 |
突然消えてしまった恋人を探すためにGREENは不思議な世界を冒険する
誰でもすぐにプレイできるよう操作を単純化しつつもパズルアクションとしては難易度の高いゲームバランスとなっています。
(ビットサミット公式より引用)
インタビュー(Q&A)
Q:どのようなゲームか教えてもらえますか?またこのゲームで一番のこだわりは何ですか?
ズバリ言ってしまえば、操作性です。
触ったときの操作性がアクションゲームでは、そこが気持ち良くないと何回もやる気がでないんですよね。
ただ動いているだけで、気持ち良さを出すというところにこだわりはおきました。
あとは完全なキューブなんだけれど、動いている感じがするように、ちょっとゼリーっぽい感じにしたりとか。
キャラクターも見てて飽きないようにしたりとか、着地の際にゼリーがぷにゅんとなるような感じにしたりとか、こういうところはゲーム性とか関係ないのかもしれませんが、こういった点は1番大事にしたかもしれません。
*記者: 仰るようにゲームがおもしろいからといって棒人間であってもおもしろいのかと言われると、それは別の話になってしまいますね。
それであるなら、私は棒人間の1番気持ちのいい挙動があるとおもうので、そこを追及するでしょうね。
*記者: 棒人間だからといっておもしろくないというのもまた違うということですね。
仰るとおりです。
Q:このゲームを作る上で苦労した点はありますか?
基本さっき言ったようにパズルゲームなんですよ。
操作さえ覚えていたら子供でも解けてしまうようなロジックなんですが、そこを前提に作っています。
けれどやっぱりレベルを進めていくうちにネタが無くなってしまうですね。
今は50レベルまであるのですが、やっぱり後半になるにつれて操作アクションによって解けるようなシーンというのもあるんです。
私としてはそれは不本意で、実際は難しいアクションゲームのように見えてロジックさえ見えれば簡単、というようにしたかったのですが、結局は難易度が跳ね上がって死にゲーに近い状態になってしまって。
それはそれでおもしろいかということで、そのままにはしているんですが、そこが難しかったですね。
*記者: バランスという点では悩むところですね。
1個か2個かロジックさえわかればクリアできるという正当性を持たせたかったんですが、仕掛けのほうでもやってみないとわからないという葛藤も増えてきました。
Q:インディーゲームについてどう思いますか?
正解がないというところだと思います。
グラフィックが綺麗なゲームを否定はしていないんですけれど、フォトリアルで綺麗というのは色々なベクトルのひとつでしかないと思っているんです。
そのベクトルだけが特化して、ユーザーもそこを求めていて、そのアンチテーゼとしてインディーというのはすごく大きい存在だと考えています。
マーケットもなにもないところから偶発的に発生して、それが爆発的にヒットすることも否定はできないので、そんなフロンティア的なものがインディーズというシーンにあるのはすごく好きなところです。
Q:今後の活動について教えてください。
まずはリリースということがひとつの活動ですね。
年内のリリースを予定しているので、そこをクリアすることだと思っています。
ただそこで終わりということではなく、まだこのガジェットとこのガジェットを組み合わせればおもしろそうというネタはあるので、そのあたりはアップデートしていく予定です。
Q:あなたの目標は何ですか?
これも近況の目標なんですけども、近しい方々に金銭的なものも含めてお礼をしたいですね。
あとは仕事を続けながら、あくまで個人で考えたおもしろいゲームを作り続けたいです。
また、ゲーム内容でいえばVRのゲームを作りたいですね。
Q:最後にファンの方々に向けて一言お願い致します。
触ってもらえるだけでうれしいですし、スマホの場合は無料で出すとおもいますので、まずは1度触ってみてください。
その上で感想を頂ければ幸いです。
出展作品リンク
『GREEN』PV
*出典:YouTube
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