BitSummit2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『Million Onion Hotel』の紹介や、出展者の株式会社Onion Gamesからのメッセージ、ブースの様子を紹介します。
ブースの様子
『Million Onion Hotel』の紹介
概要
タイトル | 『Million Onion Hotel』 |
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ジャンル | ノージャンル |
プラットフォーム | Android, iOS |
開発 | 株式会社Onion Games |
リリース予定日 | 2017年内 |
紳士淑女の皆様方、ピース博士の奇妙なホテルへようこそ。
【物語】
昔々、アティラノ国とコッチラーノ国の国境のあたりに、どちらの国にも属さない奇妙なホテルがありましたとさ。
そして、そのホテルには「マジックオニオンスープ」という、名物がありましたとさ。
一口飲むだけで幸せになれる不思議なスープだったんだってさ!
お偉い人達がこぞって、スープを飲みに集まったというけれど、誰もそのスープの味を他の人に教えようとはしなかったんだってさ。
自分たちだけが、美味しい思いをしたかったんだってさ…。
ところがある夜、突然に、滞在中のお歴々がどこか遠くの銀河に吸い込まれてしまったんだってさ!!
…もしかしたら、その不思議なスープを飲み過ぎたからかも!?
(ビットサミット公式より引用)
インタビュー(Q&A)
Q:どのようなゲームか教えてもらえますか?またこのゲームで一番のこだわりは何ですか?
『Million Onion Hotel』はポエム&パズル、パズル&ポエムです。
世の中には『パズル&ドラゴン』(!?)があるとは思うのですが、私たちはパズルとポエムを組み合わせてみようと思いました。
どういうことかといいますと、「パズル」っていうと物語がないじゃないですか?
じゃあ「パズル」に短編のちっちゃな物語をつけていき、遊べば遊ぶほど色んな物語が見えてくるんですね。
ぼくはRPGとか長編の物語が好きなんですけど、ゲームでも短編特有の小さな世界感というのが作れるのでは?と感じて『Million Onion Hotel』を作りました。
こだわった点でいえば、やっぱりゲームなので3秒ごとにおもしろく、5分ごとにおもしろく、1時間やってもおもしろく、次の日にやってもおもしろい。
そうなるようにいろいろなネタを仕込みました。
それでいて、パズルだからといって同じ組み合わせではなく、新しいキャラクターを出してみたり、エンディングを作ったりなど、繰り返しできるように作りました。
本当に昨日までこだわって作っていて、なにをって言われると答えることが難しいですね(笑)
Q:このゲームを作る上で苦労した点はありますか?
苦労しかないんですが、やっぱりこだわるからこそギリギリまで制作しているってところですね。
『Million Onion Hotel』の構想自体はかなり前からあったのですが、形にできたのはようやく最近で、、、(笑)
とにかくおもしろくしようって思うと、時間がすごくかかりますね。
本当に昨日まで制作していますからね!(笑)
Q:インディーゲームについてどう思いますか?
インディーゲームというより、ビットサミットなんですが、僕や私たちにとってビットサミットはすごく大きなものなんですよね。
それこそビットサミットがなければゲーム作りを恐らくギブアップしていたと思います。
また、私たちはビットサミット1からいているのですが、もう毎年のようにお祭り感覚で来ています。
*記者: ギブアップですか?
しんどいんですよね、正直ゲーム業界って(笑)
ゲームを作るのって根本でいえば楽しいんですよ。
けれどそんな中で根本の楽しさっていうことを思い出したというか、気づかせてくれたっていうのはビットサミットなんですよね。
作り始めて、自分の本当に好きなことっていうんでしょうか。
ここに向き合った時に、「あ、これで戦っていっていいんだ」っていうようにもう1回思い直させてくれたのはビットサミットでした。
*記者: やはりインディーゲームというところが大きいのでしょうか?
そうですね、日本中の独自のゲームを作る、オリジナリティーあふれる人たちがここにいっせいに集まる場所にいれるのは幸せです。
本当に大好きな場所です。
特にビットサミットでゲームを出している方々って、自分ももちろんそうですがいろいろなものを乗り越えてきたと思うんです。
辛いことはもちろん、嬉しいことや悲しいことも。
また年齢もバラバラですし、国も違う、好みも違う、本当に固まっていないんですよね。
メディアの方もそうですよね、大手のメディアの方もいれば、個人ブログやSNSで書いているような方もいる。
いろいろなゲームを広めてもらいたい中で、こういった場所がビットサミットのような進化を遂げているっていうのは素晴らしいですよね。
*記者: たしかに、SNSで広めていいですか?っていう言葉も昔では考えれない言葉ですね。
そういった雑多感というんですかね?
多様感といった方がいいのかわかりませんが、そういったものがいきなりあるのが、最近らしくておもしろいですよね(笑)
ゲームと少し話しはズレてしまうんですが、僕はこれがすごく好きですね。
Q:今後の活動について教えてください。また目標も教えていただけますか?
目標ですが、えー、、、僕たちの目標ってすごく小さいことなんですが、大金持ちになりたいけれど、小さなチームで成功するぞっていうのが目標ですね。(笑)
『Million Onion Hotel』の配信に向けて頑張っていますので、配信したら皆さんDLして遊んでくださいね!
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