BitSummit2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『LEAPLANE』の紹介や、出展者の立命館大学情報工学部プロジェクト団体RiG++からのメッセージ、ブースの様子を紹介します。
ブースの様子
『LEAPLANE』の紹介
概要
タイトル | 『LEAPLANE』 |
---|---|
ジャンル | モーション キャプチャーを用いた体験型フライトアクション |
プラットフォーム | 未定 |
開発 | RiG++ |
リリース予定日 | β版リリースに向け開発中 |
『Leap Motion』を使い手の角度を計算します。
その角度で紙飛行機を長く飛ばしていきましょう。
お気に入りの景色や、フライトコースを見つけるとより楽しむことができます。
インタビュー(Q&A)
Q:どのようなゲームか教えてもらえますか?またこのゲームで一番のこだわりは何ですか?
私は3DCGを専攻していて、その意地もあり映像にはすごくこだわりました。
基本的な開発には「Unreal Engine」を使ったゲームとなっていて、操作が少し特殊で「Leap Motion」というものを使っています。
*記者: 「Leap Motion」?確かにあまりなじみのある言葉ではないですが、どのようなものですか?
赤外線センサーを使って手の角度を計算します。
手を角度の同期によって紙飛行機の飛ぶ角度結びつけて飛ばすといったような動きを採用しました。
*記者: 「Leap Motion」を使ってこのようなゲームを作ろうと思ったきっかけというのをお伺いしてよろしいでしょうか?
私たちの団体Rig++なんですが、いろいろなゲーム、例えばVRを使った特殊な機材を使ったゲームというのはあまり作っていないんですね。
その中でも『Leap Motion』に惹かれたのは、使っている人がまずいないという点が大きかったです。
そしてこれを使ってゲームを作るとおもしろいものができるんじゃないか、、、と気づいたので、じゃあちょっと特殊なものを使って、感覚的におもしろいものを作ってみようといった流れです。
*記者: 飛行機というと戦闘機やプロペラ機をイメージが先行してしまいますが、紙飛行機というのはすごい発想ですね
確かに飛行機っていうとジェット機であったり、Theかっこいいものっていうイメージがありますよね(笑)
初めの構想では、なにか軽いもの、ふわっとしたものを作りたかったんですね。
そこから飛ばすもの、、、そや!紙飛行機を飛ばそう!というあやふやな連想ゲームのような感じで決まりました。
しかし、紙飛行機自体のアニメーションはすごく作りやすく、アニメーションなんかも全部作れるかなと思って作ってみたらすぐに作れたので、トントン拍子で進んでいきました。
*記者: 作ったゲームをビットサミットに出したいと思ったきっかけなどはありましたか?
そうですね、昨年のことなんですが、私は先輩のアシスタントとしてここにきたことが大きかったです。
その時に自分のゲームを作ってここに出せたらいい経験になるんじゃないかなと思って作り始めたのがきっかけです。
そしてRiG++内でこんなゲームを作りたい募って開発をしていると「ビットサミットの応募どう?」って言われて応募したのですが、、、まさか出れるとはですね(笑)
*記者: そのときのお気持ちはどうでした?
もうめちゃめちゃ嬉しかったです(笑)
「Unreal Engine」を使ったゲームを作ったのが初めてだったので、かなり不安なところもあったんですね。
ただ「Unreal Engine」自体の仕様がとてもやりやすく、ある程度コードをかけなくても作れたのでよかったです。
Q:このゲームを作る上で苦労した点はありますか?
やはり、「Unreal Engine」を使ったところですね。
なにぶん初めてだったので右も左もわからず、調べることから始めるんですが、調べた単語がわからず、それをまた調べての繰り返しで、この作業で1ヶ月は繰り返していました。
さすがにその時は少し心が折れそうになりましたね(笑)
Q:今後の活動や目標について教えてください。
プロジェクトの開発としては基礎ができたので、β版としての開発は終了なんですが、このゲームはオープンやリリースをしていません。
ですので、現段階より改良を加えてといったところでしょうか。
具体的に言えば、グラフィック部分が重たいので、いらない部分を削除して、より最適化していきたいと考えています。
また、より綺麗に見える方法などもいろいろと考えています。
そして最終的にはリリースするのが予定なんですが、そこまで持っていければ、、、というところですね(笑)
Q:ファンの方々に向けて一言お願い致します。
バグので出ないようなゲームを作りたいと思いますので、リリース待っていてください!
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