BitSummit 2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『Pizzaverse』や、出展者の株式会社 イプシロンソフトウェアさんからのメッセージ、ブースの様子を紹介します。
ブースの様子
『Pizzaverse』の紹介
概要
ある日突然、宇宙に向けピザを配達することに!?
ロケットブーツを操り配達先に素早く届けよう!
スワイプ操作でジェットを噴射!
宇宙空間に飛びでたら、スワイプ操作でジェットを噴射して移動できる。星々をすり抜けて配達先を目指そう。
でも、星の重力には注意して。
思った方向にうまく移動できるようになるのにはコツが要るぞ!
(ビットサミット公式より引用)
タイトル | 『Pizzaverse』 |
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ジャンル | 2Dアクション |
プラットフォーム | Andoroid/iOS |
開発 | 株式会社 イプシロンソフトウェア |
リリース日 | 2016年12月19日 |
出展者インタビュー
今回は株式会社 イプシロンソフトウェア代表 渡部晋司さんにお話をお伺いしました。
- このゲームの一番のこだわりを教えてください。
- このゲームを作るうえで苦労したところはどこですか?
- ゲームを事前に見せてもらったのですが、可愛らしいキャラクターがいたり、操作感がシンプルで子どもでも遊べるゲームだと思います
- 今後の活動について教えてください。
スマートフォンのゲームなので、物理キーがなくスワイプで操作しないといけないという中で受け入れられる操作感を作るのが難しかったです。
特にアクションゲームなので、操作感が大事で、どんな人でも楽しめるように作りました。
また、機種ごとに違いがある中でどの端末でも気持ちよく作れるようにしています。
先程の操作方法が一番難しかったです。
また、今回この会社を立ち上げるというところから開始しました。
そうなると、お金の面がどうしてもネックになってしまい、ほかの企業からの受注開発をしながらのゲーム開発でした。
受託開発をしながら、合間合間で作ってきたのが難しかったですね。
実は子供向け、と言うのは考えていませんでした。
どちらかと言うと、海外向けに意識作っています。
難易度を高めに設定していたり、キャラクターも原色パックリ使って海外で受け入れられるようなキャラクターを使用しています。
ちなみに、現在、全世界で15万ダウンロードされているのですが、一番売れているのは日本や中国ではなくてインドネシアなんですよ。
アジア圏以外でも、エジプトやブラジルと言った「なんでそこではやっているのだろう」という所で人気があるみたいなんです。
会社を立ち上げて、まだそんなに時間が経ってなくて、社員の数もそこまでいないんです。
先程述べましたが、ゲームの仕事も受託開発の合間を縫ってやっているので、まずは社員を増やして自分自身がゲーム制作に専念できる環境にしたいというのが短期的な目標です。
また、中期的な目標としては現在サウンドやグラフィックなどは外注でやっているのですが、クリエイターを採用して自社のリソースだけでゲームを開発することですね。
今回、このゲームではマネタイズがうまくいかなかったなというのが反省点だと思っています。
というより、マネタイズにまで手を割ける余裕がなかったので、今後はそちらの方もしっかりやっていけたらなと思います。
ライターの感想
ゲームの見た目やキャラクターの見た目に反して、やりこみ要素が充実している。
ステージをクリアすると「☆」が最大5個まで手に入れることができるのだが、最大数手に入れようとするのが序盤のステージであっても難しい。
シンプルなゲームだからこそ難しくても「☆をコンプリートしたい」と思うのではないだろうか。
一度プレイしたらクセになる面白さがあるので、ぜひ一度手にとってプレイしてほしい。
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