ビットサミット2017 – 出展作品紹介 – 酒場の勇者(Tavern Guardians) | 株式会社WOMBO COMBO GAMES

BitSummit 2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『酒場の勇者(Tavern Guardians)』や、出展者の株式会社WOMBO COMBO GAMESさんからのメッセージ、ブースの様子を紹介します。

ブースの様子

ビットサミット 33_2
WOMBO COMBO GAMESさんのブース。絶えず人が見に来ていた。


タブレットでプレイすると、操作性が上がってオススメだ。

『酒場の勇者(Tavern Guardians)』の紹介

概要

『酒場の勇者』はアクション要素を取り入れたマッチ3パズルゲームです。これまでのRPGパズルゲームとは一味違ったバトルアクションを体験できます。(ビットサミット公式より引用)

タイトル 『酒場の勇者(Tavern Guardians)』
ジャンル パズルアクション
ローグライク
プラットフォーム Android/iOS
開発 株式会社WOMBO COMBO GAMES
リリース日 2017/2/23

インタビュー

今回はWOMBO COMBO GAMES ゲームデザイナーの金培明さんにお話を伺いました。

  • この作品の1番のウリを教えてください。
  • パズルゲームなんですけど、アクションRPGのように敵のモンスターの位置を考えたりするという今までにないローグライク・パズルゲームという点ですね。
    今までのパズルゲームにはない斬新な操作システムにこだわっています。

    ゲームに慣れてきたら、ゲーム内コインを使ってキャラクターをレベルアップすることもできます。
    また、敵やボスの組み合わせはある程度ランダムになっています。さまざまなボスが出現して、そのボス特定の攻略法や得意なキャラクターなどあるのでやりこみ要素も多く用意しています。
    そういえば、中国のあるユーザーは40階層ぐらいまでやりこんだ人がいました。

    海外ユーザーからは平均4.5の高評価をいただいているのですが、日本ではまだまだ売れていないので日本で売り出せたらいいなと思います。
    このゲームは、パズル上にモンスターがいるのでモンスターの位置が重要になります。
    その点でアクションRPGならではの緊張感が楽しめるのではないでしょうか。

  • ゲームを開発する上で難しかった点はありましたか?
  • ゲームバランスを考えるのが一番難しかったですね。
    最初は敵の動きをリアルタイムにさせたかったのですが、それでやってしまうと難しすぎたんです。
    かと言って、ターン制にすると敵の移動速度とか難易度の調整がうまく行かなかったですね。

    また、弊社でローグライクを作るのは初めてで、いろいろ試行錯誤しましたね。
    ゲームのバランスを決める時に自分たちでやろうとしても、何度もゲームをプレイしているからどんどんうまくなっていくんですよね。
    だから、自分たちの基準で決めにくいというか。

  • インディーゲームならではの良さってなにかありますか?
  • 作りての立場で考えるとマーケット考える必要がないので、自由にできるのが良いですよね。
    大手だと縛りが多いですからね。

    自分はPS4などのハイエンドゲーム好きなんですけど、最近はインディーゲームばっかりやってるんですよ。
    仕事して帰宅してからゲームしようと思っても、ハイエンドゲームだとなかなかやめることができないんです。
    けれど、インディーゲームは気軽にできるんですよね。すんなり終わることもできるし。

    そこも良さのひとつなんじゃないかなって思います。

  • 今後のゲームリリースの予定はありますか?
  • このゲームのアップデートをしつつ、自分はSteamが好きなので今度はSteam版でパワーアップしてリリースしたいと思っています。
    現在、プレイヤーからのフィードバックを改善して開発中ですが、早ければ半年後には試作品ができると思います。

    PC版がリリースできたら、今後はPCメインでやっていくつもりです。

  • 現在の目標をおしえてください。
  • とりあえず、黒字を出したいですね。
    ただ、今回の作品は弊社では初作品になるので、とりあえずいろいろなユーザーから好評を頂くことです。

ライターの感想

最初はよくあるRPGとパズルを融合させたゲームだと思っていた。
がしかし、予想はプレイするや否や大きく裏切られたのだ。

パズルなのに「敵が近づいてくる。やばい」という緊張感があるのだ。
じわじわと近づいてきて、こちらのHPを削ってくるので「はやく倒さなきゃ」という感覚に襲われる。
そして焦ってパズルを揃えるだけではダメで、ちゃんと相手のいる場所を考えて攻撃しないといけないのだ。

インタビューで「アクションRPGのように敵の位置を考える」と仰られていたが、その通りなのだ。
アクションRPGをプレイする時に「相手のリーチを考える」ということをやっているが、それがパズルゲームで行われるのだ。

パズルゲームなのにアクション要素があるという『酒場の勇者(Tavern Guardians)』、ぜひ一度プレイされてはいかがだろうか。

出展作品リンク

『酒場の勇者(Tavern Guardians)』公式

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