BitSummit 2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『Bootleg Systems』の紹介や、出展者のNeonableさんからのメッセージ、ブースの様子を紹介します。
ブースの様子
『Bootleg Systems』の紹介
概要
『Bootleg Systems』は23世紀の初頭、ディストピア社会に生きる、エージェント「Logan Blake」を操作する。
人間がもはや、肉体の維持が不可能となってしまい、心と知識を機械へと移すことを強いられてしまっていた。
世界的な人工知能プログラムによって人類の自給自足の解決策が見つかるまで、人類のアイディアや遺産を保管していた。
ある日、システムの違反が発生した。
不正なエージェントがデータを複製し、本来の目的とは違う新しいシステムを作り出してしまった。
プレイヤーは、不正システムを調査し、世界の秩序を取り戻すことが使命となる。
(ビットサミット公式より引用、翻訳)
タイトル | 『Bootleg Systems』 |
---|---|
ジャンル | アクション |
プラットフォーム | PC |
開発 | Neonable |
リリース予定日 | 2017年 |
インタビュー(Q&A)
Q:このゲームで一番のこだわりは何ですか?
A:それはもちろん、このクローンガンにあります。通常シューティングゲームでは弾丸を撃ちますが、このゲームではあらゆるものをスキャンして弾丸として撃ちだすことができます。
Q:このゲームを作る際に苦労した点はありますか?
A:これまでにないゲームシステムのため、独自の作り方が必要だった点ですね。
Q:インディーゲームについてどのようにお考えですか?
A:以前は大企業が中小規模の製作チームに影響を与えていましたが、現在は逆に中小規模の会社が大企業に影響を与えるようになっています。
大企業はリスクを冒さず、売れているゲームと同じシステムでゲーム制作をする傾向があります。はじめは楽しく感じるかもしれませんが、何度も繰り返していれば、プレイヤーは飽きてしまうでしょう。
一方、インディーゲームは新鮮で新しい経験をもたらしてくれるため、大企業が成功するにはインディーゲームから学ばなければならない、と実感しました。
Q:今後の活動について教えてください。
A:このゲームの開発を完了し、来年リリースする予定です。
私たちはPCやコンシューマーでそれをリリースしたいと考えており、今のところ順調です。
今後、さまざまな問題と直面することになるとは思いますが、何とかしてリリースしたいと思います。
Q:あなたの目標は何ですか?
A:私たちの会社の目標はFPSゲームとはどういったものなのかを問いかけるようなゲームを作り続けていくことです。
『Wolfenstein』や『Doom』のような、初期のFPSゲームがリリースされてから何年も経ちましたが、FPSゲームというのは、弾丸の射撃、敵や怪物の殺害、血流や暴力のためだけのものではありません。
『Bootleg Systems』のような新世代のシューティングゲームが必要になるでしょう。
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