BitSummit 2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『Killer Queen』のブースの様子を紹介します。
ブースの様子
大人数対戦ゲームということもあり、多くの人がブース前に集まっていました。海外でも人気のゲームということもあって外国人の姿も多く見られ、さまざまな国の人がいっしょにゲームを楽しんでいる賑やかなブースでした。
『Killer Queen』の紹介
概要
『Killer Queen』は海外で話題になっている5vs5で戦う対戦ストラテジーです。操作は十字キーとジャンプボタンしかないシンプルなものながら、それぞれの動きが勝敗を分かつ戦略性の高さがウリです。
毎回違う展開になる上に1ゲーム3分ほどで終わるので、何度も繰り返し遊んでも飽きないのも魅力です。
タイトル | 『Killer Queen』 |
---|---|
ジャンル | 大人数対戦ストラテジー |
プラットフォーム | 専用媒体 |
開発 | BumbleBear Games |
リリース予定日 | リリース済み |
インタビュー(Q&A)
ー『Killer Queen』はなぜ流行ったと思いますか?
簡単なルールと操作のおかげで、みんなが楽しめるゲームになっているからだと思います。もちろん、シンプルな操作性だけではなく、戦術性が高さも人気の一部と考えています。酔っぱらってもプレイできるので、バーでも人気があります。
ーこのゲームを作るときの苦労したところはどこですか?
アメリカでは大きなアーケードゲームがなかったので、最初はマーケティングに苦労しました。今のインディーシーンはSteamやコンソールに重点をおいているので、アメリカでアーケードゲームを作り出すのは簡単ではなかったし、どうやって作ればいいかもわからなかった。
ーインディーゲームについてどう思いますか?
インディーゲームは、少人数で作れるので自分がしたいことができるのが魅力です。大企業だとこういうことはできないと思います。
ー次はどのようなゲームを考えていますか?
今『Black Emperor』という新しいゲームを作っています。このゲームは暴走族のバイク文化をテーマとしていて、毎週新しいコースを自動生成するので無限にゲームを楽しむことができます。
それ以外にも、『Killer Queen』をベースにした戦術ゲームも作っていて、これは『Nintendo Switch』でのリリースを考えています。このゲームはチェスのように2人で遊ぶゲームです。
ー今後の目標を教ええてください
公表の場で遊ぶことができるゲームを作りたいと思っています。
ライターの感想
5vs5というゲームとしては珍しい大人数対戦ゲームなのですが、操作とルールが簡単なのですぐに馴染んで遊ぶことができました。もちろん、ただ手軽に遊べるカジュアルゲームというわけではなく、慣れてくれば慣れてくるほど立ち回りや戦術の重要性に気づき、いつのまにかのめり込んでしまう中毒性があります。
特に重要なのはキラークイーンと呼ばれるユニット。リーダー的ポジションで、このユニットの動きが勝負を大きく左右します。残り4匹の働きバチも「ハチミツを巣まで運ぶのか」「カタツムリに乗るのか」「進化して攻撃に参加するのか」など、状況に応じた立ち回りが要求されるので十分に楽しむことができます。
1ゲーム3分という長さも絶妙で、なんども遊びたくなる、もっと言えば負けてもリベンジしたくなるようなゲームでした。
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