ビットサミット2017 – 出展作品紹介 – メイシタイセン/GOD BREATH YOU | 1-10drive

BitSummit 2017に出展していた作品を紹介します。出展していた『メイシタイセン』や『GOD BREATH YOU』、出展者の1-10driveさんからのメッセージ、ブースの様子を紹介します。

ブースの様子

ゴッドブレス ブース

『メイシタイセン』『GOD BREATH YOU』の紹介

概要

自分の持っている名刺を使ってドラゴンを呼び出し、バトルできるオリジナルゲームです。
名刺に書かれた名前・役職・会社名・住所などの文字情報によって出現するドラゴンの強さが変化します。
「カードありき」ではなく、強いカードを見つけていく新感覚ゲームです。

タイトル 『メイシタイセン』
ジャンル 新感覚カードゲーム
プラットフォーム 専用筐体
開発 1-10drive
リリース予定日 一般リリース予定なし

神の息吹でイカダに乗った遭難者を島まで導くゲームです。
プレイヤーは遭難者(ゲーム内の視覚情報を伝えるVRプレイヤー)と神様(ブロワーで風を送り、船の向きを変えるプレイヤー)に分かれます。
情報を伝える遭難者、その情報を元に船を操作する神様がお互いに協力しながらクリアを目指します。
「VRをみんなで楽しめないか」というコンセプトのもとに作られた新感覚VRゲームです。

タイトル 『GOD BREATH YOU』
ジャンル VR体験型ゲーム
プラットフォーム 専用筐体
開発 1-10drive
リリース予定日 一般リリース予定なし

インタビュー

Q:それぞれのゲームで一番こだわった点
■『GOD BREATH YOU』
今までに無かったゲーム体験を作るという事にこだわりました。
VRゲームはその世界に入り込む事ができるのは1人だけの場合が多いですが、HMDを装着していないプレイヤーも外部からVRの世界に干渉可能にする事で、同じ世界を共有する体験ができるのではないかと考え、このゲームを企画しました。
その為にVR以外のプレイヤーが操作する神型のコントローラーやイカダの造形にも力を入れ世界観に入り込めるようにしています。

■『メイシタイセン~Business Card Battle~』
すべての機能が入った一体型の筐体として展示すること。
プロトタイプで展示するため、将来の展開(たとえば玩具)が見える形で展示したい思い、直感的に「ほしい」と思ってもらえるものにしたかったです。
そのため、制御用PCは裏側では使っていますが、できるだけお客さんが意識しないような展示になるよう心がけています。
ゲームの内容では名刺が画面に取り込まれる演出に力を入れています。
スキャン後、物理的に箱に取り込まれるのですが、即座に画面に表示されることで驚きを与えるような演出にしています。

Q:それぞれのゲーム制作で一番難しいかった点
■『GOD BREATH YOU』
このゲームでは実際の風を使ってイカダの回転を操作するのですが、思い通りにイカダを操作できるような仕組みを作るのに苦労しました。
風の当たる場所やイカダの固定方法など何度もテストをして調整しています。

■『メイシタイセン~Business Card Battle~』
名刺で戦っているという演出面です。
スキャンのところは結果的にうまく表現できたもののバトル演出では活かし切れていない部分が反省点として残っています。
シンプルにまとめることはできましたが、もう少し名刺からの情報または名刺そのものを活かすことができれば、更にクオリティをあげることができたなと感じています。

Q:インディーゲームの良さとは
既存のいわゆるTVゲームイメージを突き破り、ゲーム体験の新たな可能性を感じさせてくれるところです。

Q:今後の具体的な活動について
「1→10drive 試作室」という会社内の自社開発プロジェクトをベースに、ゲーム性の高いものを含んだ体験コンテンツのプロトタイプをつくり続け、リリースし続けるとともに、既にリリースしたもので反響が多かったものについて、優先的にブラッシュアップしていき、完成度をあげていきます。

Q:貴社の将来の目標について
今までにない体験を、より多くの人に届け、楽しんでもらうことです。

Q:開発中、企画中の未発売ゲームがあればリリース予定などがあれば
「ゲーム」という括りでは未定となりますが、来年のビットサミットには、さらにクオリティを上げたものを発表したいと思います。

出展作品リンク

「1-10drive」公式HP

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