東方天空璋の新システムである季節システムについてまとめます。各種季節や季節解放の効果・性能や上手な使い方を紹介します。クリア重視のプレイとスコア稼ぎ重視のプレイのどちらにおいても重要になるシステムですので、自分のプレイスタイルに合ったものを選択してゲームに挑みましょう。
季節装備
ゲーム開始時にまず、メイン季節の固定されたキャラクターとそれを補助するサブ季節を選んで装備する。
サブ季節には、本編で使える春・夏・秋・冬の4種類と、EXTRAステージ専用の土用がある。
春夏秋冬のサブ季節は、それぞれプレイヤーキャラの持つメイン季節を若干弱めたような性能をしている。
サブ季節のパワーはキャラの霊力とは別に設定されており、画面左下の季節ゲージに示されている。
オプション数0からスタートし、季節アイテムを集めることでゲージがたまり、ゲージがいっぱいになるとオプション数がひとつ増える。
ゲージをため続けることで、オプションは最大6つまで装備することができる。
後述する季節解放を使うとオプションを消費する。被弾してもゲージは減らない。
春
霊夢のショットのようなホーミング弾を撃つ。
連射力や追尾性はまずまずだが威力は低い。
自動的に敵へ向かってくれるので、道中では耐久力の低い敵の速攻撃破に役に立つ。
ボス戦においては、ボスの正面に位置いなくても攻撃が当たるので回避に集中できる。
ただし火力が低いため戦闘が長引きがちになる。
手軽に性能を発揮するので初心者にも使いやすい。
夏
チルノのショットのような拡散弾を撃つ。
全ショット中最大の攻撃範囲が特徴。道中でのザコ敵一層に便利。
1発1発の威力は低いので、耐久力が高い敵の撃破には苦労する。
敵に接近して拡散する弾を多く当てることができればなかなかの火力をたたき出すので、ボス戦ではいかに距離を詰めるかが重要になる。
秋
射命丸のショットのような直進弾を撃つ。
オプションの数が増えると自機の脇を固めるような位置にオプションが付く。
ただオプションの位置の都合上、耐久力の高いザコ敵に撃ち込もうと真正面を陣取ると左右のオプションからの弾が絶妙に当たらない。
威力自体は悪くないが速攻撃破に向かなそうなのでいまいち使いどころに困るショット。
逆に、真正面を維持しなくてもある程度のダメージを与えられるという見方ができるかもしれない。
上級プレイヤーに意見を聞きたいショットナンバーワンである。
冬
魔理沙のショットのようなレーザーを撃つ。
すべてのオプションが自機の真後ろに配置されるので、攻撃範囲は全ショット中一番狭い。
そのぶん火力を一転に集中させることができるので、敵の正面を維持できれば安定して高い威力を発揮する。
攻撃範囲が狭いため、むやみに敵を倒したくないときには使えるかもしれない。
なるべく敵を倒さずに弾を撃たせてグレイズを稼ぐようなプレイをするには向いているかも。
土用
自機後方へ向けて、若干広がりのあるショットを連射する。
後方という、ほかのサブ季節では手の届かない場所を攻撃できるという強力なメリットを持つが、季節レベルを上げても前方火力は全く上がらないというデメリットがある。
EXTRAステージは、このサブ季節の仕様を強制されるので、背後に強い性能をフルに活用できるようにパターンを組もう。
一応、敵に接触するギリギリまで接近することで、前方のショットを当てつつ背後へのショットを当てるという芸当が可能である。これは「尻撃ち」や「ケツ撃ち」と呼ばれるテクニックで、覚えておいて損はないだろう。
季節解放
季節解放を発動すると、季節ゲージをすべて消費し(夏を除く)、その時点での自機の位置を中心に円形の攻撃判定が出現する。
装備しているサブ季節によって季節解放の性能に差異があり、運用の仕方が大きく異なる。
全サブ季節に共通する季節解放の効果は以下のものがある。
主な使い方は苦手な弾幕への対処や、弾が大量に集まるポイントで使って点数の大幅アップを狙うことである。
得点アイテムの最大点を上昇させる緑アイテムは季節解放でしか出現しないので、季節解放の扱い方がそのままスコアに直結するといえる。
敵弾を多く消すほど季節アイテムが大量に出るので、弾を多く消せるポイントで使えば連続で使うこともできる。
ピンチの回避に使うこともできるがあらかじめ使う場所を決めておいて使うほうが効果的とマニュアルにあるように、基本的に敵弾が多いところを覚えて決め打ちするのがベターである。
また、季節解放を使ってもスペルカードボーナスを取得できるという特徴がある(春を除く)。←体験版のみの仕様、おそらくバグ。
製品版ではスペルカードボーナスが取得できるようになった。
春
画像左がオプション1つ消費、右がオプション6つ消費の解放である。
ほかの季節解放よりも効果範囲が広いという特徴がある。
オプションの数が増えた時の効果範囲の拡大が特に顕著で、最大レベルの季節解放は画面のほぼすべてをカバーする。
効果範囲が広いため、一度に多くの弾を消すことができるのでスコアアップも狙いやすい。
効果範囲が広い反面、効果の持続時間が短いというデメリットがあるので、連続で弾を撃ち続ける弾幕は苦手。
ほかの季節解放と異なる点として、解放後しばらく無敵状態になるという強みがある。
そのためピンチの回避として使う場合にも高い効果を発揮する。
ただし、春だけは敵のスペルカード中に開放するとスペルカードボーナスを取得できなくなる。←製品版で修正され、スペルカードボーナスを取得できるようになった。
夏
画像左がオプション1つの時の解放、右がオプション6つの時の解放である。
なんと夏の季節解放は、解放してもオプションを1つしか消費しないという特徴がある。
これにより複数回連続で季節解放をするという荒業が使えるので、断続的にまとまった弾を撃つタイプの弾幕に強いといえる。
また、オプションを1つしか消費しないということは、それだけ火力を維持できるということでもある。
弱点として、効果範囲が狭い、効果時間が短い、レベルが上がっても効果の上昇がほとんどないという点がある。
決め打ちをせずあくまでピンチの回避のために季節解放を使うというプレイスタイルには一番向いているかもしれない。
秋
画像左がオプション1つ消費、右がオプション6つ消費の解放である。
ほかの季節解放が解放したときの場所に留まるのに対し、秋の季節解放は常に自機の周囲が効果範囲になる。
イメージとしては自機の周りにしばらくバリアを張るような感じ。過去作経験者には東方地霊殿の射命丸ボムの縮小版といえば伝わるだろうか。
さらに解放中は自機の高速移動の速度が大幅に速くなるという特徴もある。
これらの特徴を合わせて、季節解放をしたら画面内を駆け回って敵弾を消して回ることができる。
これといってデメリットはないが、敵の弾は消せても敵に体当たりしたらこちらがやられるので、速すぎる移動速度の制御ができないと事故を起こすというリスクがある。
また、時間経過で効果範囲が徐々に小さくなっていく。
範囲の大きさを見て残りの効果時間を判断して、効果が切れる前に安全な位置に戻ろう。
冬
画像左がオプション1つ消費、右がオプション6つ消費の解放である。
冬の季節解放はほかの季節解放よりも効果時間が長く、連射してくる弾幕をしのぎ切るのに向いている。
最大レベルになるとかなり長い時間効果が持続し、効果範囲もまずまず。
この季節解放がもっとも効果を発揮するのはボス戦で、ボスにめり込むように解放することができるとすさまじい数の弾消しをして一気に緑アイテムを回収できる。
また、効果中ショットの威力が上がるという性質もあり、最大レベルの解放中に撃ち込むと、ボスであっても一瞬で体力を奪える。
最大級の緑アイテム回収力で得点を伸ばすスコア稼ぎプレイでも、苦手な弾幕を一瞬で終わらせるクリア重視プレイでもどちらでも使い道がある。
どちらにの使い方にしても、使いどころをしっかり見定める能力が特に求められる季節解放である。
土用
性能としては夏の亜種といったところ。
夏と同様で、解放してもオプションを1つしか消費しない、効果範囲が狭い、効果時間が短い、レベルが上がっても効果の上昇がほとんどないという性能をしている。
夏と異なるのは、時間経過で攻撃範囲が若干移動する点である。解放直後は自機の周りに攻撃範囲が出現し、少し時間がたつと、徐々に小さくなりつつ後方に移動していく。
後方に特化していると見ればメリットになるし、自機を守る時間が短いと見ればデメリットになる仕様である。
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